チーム(部署)リーダーだけがリーダーシップを必要だと
メンバーが考えているチーム(部署)ではリーダーの負担はかなり重い。
大事な場面ではリーダーが何とかしてくれると考えるからだ。
つまり依存するわけだ。
その依存をサポートするのがリーダーの役割とメンバーが勘違いしているから。
リーダー個人としても担当の仕事を持っており、
リーダー役と兼ねていればその仕事量と質は相当なものになる。
こうして、日本の中間管理職(主任、係長、課長、部長)の魅力がなくなっていく。
つまり、上からは結果を求められ、
下からはリーダーだからしっかり私たちをサポートしてくれ となるからだ。
こうして会社を最も支えるべき中間リーダーにしわ寄せがいき、
そのポジションになりたくないスタッフが増えてくる。
会社の成長が止まり、右肩下がりを歩むようになる。
結果を出しているうちは問題が表面化しないが、
業績が悪化すると途端に表面化していく。
そして、根が深くなる。
リーダーシップはチームを目標達成(成果)に向かわせる力。
これからの時代はすべてのスタッフにリーダーシップが必要。
会社の日常でいろいろな課題があると思う。
その課題は改善へ向けて一つ一つ解決に向かっているでしょうか?
私は様々な企業の顧問をさせていただいてますが、
課題が常に改善し、成長を続けている企業はわずかだ。
企業の中の課題を改善するために最も必要なことはリーダーシップだ。
企業内にすごく優秀な人物がいようとリーダーシップがなければその課題は改善に向かわないのだ。
なぜやらない?
といくら言ってもリーダーシップがなければ改善に向かわせることができない。
リーダーシップが経営者にしかなければ、その負担はすべて経営者が負うことになる。
それでは企業は発展しない。
リーダーシップを発揮する人が何名いるのか、それが企業の成長につながっている。