業績 その2 | 福岡の小野孝義税理士事務所

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業績 その2

業績は会計原則に沿って収益と費用を計上する。当たり前のことだが、当たり前に沿うことは
むずかしい。業績が悪くなれば良く見せたい。良くなれば税金がもったいなく感じ費用を増やし業績を下げたくなる。

業績はお金を単位とした経営のものさしだ。経営の道具だ。
それだけに経営者の考え方や姿勢が問われる。

 

業績が黒字企業平均より、よければ「経営はうまくいっている」。
赤字であれば「経営はうまくいっていない」。恣意性を取り除くと明確だ。

 

何処が良くてうまくいっているのか、何処がまずくてうまくいっていないのか、
業績ではわからない。ここが厄介だ。

 

従って、
経営者は業績を見て市場における自社の現在地を確認し、自社の経営の仕組みのどこが良いのか、どこが詰っているか、何処を伸ばし、何処を課題とするのか、毎期、振り返りをし、翌期に活かす、そこに進歩がある。