会社運営によって大きく変わる損益スタイル② ~中小企業の財務分析

低コスト運営を支えている大元はお客様の口コミやご紹介です。

口コミやご紹介にコストはかかりません。

その会社の営業対策がご紹介を中心とした方法か 

若しくは コストをかける方法かによって損益スタイルは当然変わってきます。

 

変動比率にしても内製化するか 又は 外製化するかによって人数まで変化します。

材料の調達方法や単品の商売、品揃え豊富な商売であるかによっても大きく変化します。

つまり、ここでも会社運営のやり方によって変動比率が変わってくるのです。

 

会社運営のやり方の違いによって損益スタイルに違いがでてきます。

 

そうであれば未来を描いておこう! 

 

会社は経営理念や価値観の浸透によって行動が変わります。

この考え方の意志統一ができている企業は一貫した行動につながり、

成果に結びつきます。

 

会社運営のやり方は、複数あり、どの手段をとるかは“選択”です。

その企業らしい手段にしていくことができればその仕組みや手段が強みになります。

考え方を通じて仕組みや手段を育てたことになります。

 

人が運営していくのが企業 と考えると 心技体、

心は理念や価値観などの考え方の分野、

技は企業が持っている技術や知識、知恵、

体はまさしくハード面ですね。

 

こう考えていくと理念や価値観が企業のバックボーンを支え、技術を通して商品やサービスが

お客様に伝わっていき、そして、広がっていきます。

 

そのときに、会社運営のやり方→損益スタイル

 となるので売上が上がっても経費が増えない 

若しくは 増加が抑えられるようにスタイルを築くことが財務体質を強くします。

 

変動比率も業界や業種によって80%が常識と思っている方や

50%以上は粗利益がなければやっていけない 

と思っている方、業界や業種が違えば率の常識も異なります。

 

変動比率の目安は約60%、粗利益は40%です。

この比率と商品の粗利益額で商品やサービスを財務的に見る物差しになります。

つまり、商品の利益サイクルがどの位置にいるのか確認することができます。

 

商品1個当たりや1サービス当たりの粗利益額が商品を売るまでのコストや顧客維持のコスト

会社の管理費用を賄い、それを上回る時に利益がでます。

 

どんな比率を参考に経営を見ていくか?

とても大事です。

 

目的を持って全員で懸命に仕事をした結果、

利益を残せる体質にできれば、その蓄積は将来を そして、人を支えます。

 

 

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